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大内峠の句碑 その二

     
  • ジャンル:町の歴史・文化
  • 更新日:2013年3月13日(水曜日) 07時42分
  • コンテンツID:7-379-48801
小室洗心句碑

天橋立を横一文字に眺めるまちの名勝、大内峠の妙見堂の周囲には多くの句碑を見ることができます。
そのうちの一つ、小室洗心の句碑には、秋の丹後ならではの天候が詠み込まれています。

橋立の陰晴須臾や秋の海  洗心

作者の小室洗心(1877~1970)は本名を小室萬吉といいます。俳人・郷土史家で、与謝蕪村の丹後時代の研究も盛んに行いました。天橋立をこよなく愛し、多くの橋立句を詠むとともに、さまざまな文人をこの地に招き、自ら案内しました。与謝野鉄幹・晶子夫妻もまた、洗心の案内でここ大内峠を歩いています。
『岩滝町誌』によれば、この句は俳誌『ホトトギス』で高浜虚子の選に入ったもので、大内峠での作ということです。
句中に「須臾」という耳慣れない言葉があります。これは十のマイナス十五乗(1000兆分の一)を示す数の単位で、転じて「ほんの少しの間」の意味となります。
雨雲の下でどんよりと翳った天橋立と、逆にどこまでも晴れ渡る絶景とが、短い間に目まぐるしく展開する。ここ大内峠から見下ろせば、そのどちらの姿も、秋の阿蘇海に抱かれている…
急に雨が降ったかと思えば一転して日が差す、「うらにし」と呼ばれる日本海側特有の不安定な秋の天候と天橋立とが組み合わされています。日本三景と言えどけっして年中絵葉書のような景色ではないが、そうした変化さえも愛おしい…地元俳人の気概が窺える一句です。


与謝野町教育委員会

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