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定山遺跡出土の染色道具

     
  • ジャンル:町の歴史・文化
  • 更新日:2011年4月19日(火曜日) 10時55分
  • コンテンツID:7-379-48134
 

「定山遺跡出土の染色道具」

定山遺跡は、石田の集落域にあたる遺跡です。今までに発掘調査が数回行われ、縄文時代から鎌倉時代の品々が発見されています。
 今回紹介する染色道具は、昭和53年度(1978)に圃場整備(田んぼの区画整備)事業に伴う発掘調査で出土しました。木板の中央に幾何学模様が彫刻されたもので、平安時代(約900~1,200年前)のものと推定されています。出土場所は、現在の石田公園の北側に広がる田んぼです。
 発掘調査当時、この木板はあまり注目されていませんでしたが、昭和61年(1986)に保存処理を専門機関に依頼した際、染色道具である可能性が指摘されました。染色専門家の見解は「技法的には「板締め染色用」の可能性が高い」というものでした。
 板締め染色された布が奈良時代の聖武天皇の遺品を伝える正倉院にあるそうですが、板締め染色の実態は明らかではなく、現存する染色用版木としては、法隆寺や東寺に絵を彫刻した鎌倉時代~室町時代の版木が伝わっている程度で、平安時代の版木は極めて貴重なものということです。
 定山遺跡からは、版木以外にも漆塗り【うるしぬり】の烏帽子【えぼし】も出土しており、これらは普通の村からは出土しないので、この地は「特殊な機能を持った場所」ということになりそうです。古代の役所に関係する地域であった可能性が考えられています。
 丹後ちりめん一大産地の当町で、かくも貴重な染色道具が出土した必然を感じずにはいられません。
 
染色道具【せんしょくどうぐ】
■用途
 板締め染色用の版木
■サイズ
 長辺74.5cm、短辺17cm、厚2.2cm、版面幅33.6cm
■場所
 与謝野町字明石
 (古墳公園はにわ資料館内)

 

与謝野町教育委員会

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