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くすぐる診療所No.13

     
  • ジャンル:みんなで健康
  • 更新日:2013年4月23日(火曜日) 13時55分
  • コンテンツID:7-375-161994
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その13 『予防する医療』への意識改革を! 「膵臓がん」
膵臓がんは肺・胃・大腸・肝臓に次いで5番目に多いがんで、毎年約3万人近い方が亡くなっておられ近年増加傾向です。

実際日常的にも40-50代の比較的若い方から80代のご高齢の方まで多く見つかります。

食道、胃、大腸がんと異なり、膵臓がんは早期発見が非常に難しく、症状が出てからでは8割以上の方がステージ4の最終段階であり手術ができず、抗がん剤治療をしても1年間生きられる方は26%、3年では3%と非常に予後の悪いがんです。

これまで他のがんの場合でも説明しましたが「がんは症状が出てからでは遅い」ことが多いのですが、みなさん症状がないとなかなか病院を受診されないのが現状です。

早期発見のためには1cm以下の症状のほとんどない段階で見つけるべきだと言われていますが、これは通常の検査で見つけることは困難で、まず膵臓がんになり易い人をしぼる必要があります。

近親者で膵臓がんのおられる方、糖尿病のなり始めや急に糖尿病が悪化した方、アルコール多飲や総胆管結石(胆石の一種)で慢性膵炎になっている方、肥満、喫煙などが膵臓がんの危険因子と分かっています。

このような危険因子をもっておられる方は症状が無くても膵臓がん精密検査を積極的に受けることをお勧めします。

膵臓全体を診る精密腹部エコー検査・MRCP(膵臓・胆道に的をしぼったMRI)検査で、膵嚢胞(水の溜まり)や膵管拡張などが見つかると更なる精密検査へと進みます。

更なる精密検査とは超音波内視鏡やERCPによる膵臓の細胞診検査で、これらは消化器内科医でも特に膵臓を専門とする医師でないと上手く行うことができない難しい検査法です。

先に挙げた危険因子のある方はまず腹部エコーやMRCPといった精密検査を受けることを考えてみて下さい。

ご意見ご質問はメールでもどうぞ。E-Mail: a.hamada@tangohp.com
執筆)浜田 暁彦(1974年宮津生まれ:宮津高校、京都大学医学部卒業) 
現在:丹後中央病院 消化器内科部長。モットーは「楽な胃カメラ」「痛くない大腸カメラ」を行うこと。
胆膵内視鏡ERCPや早期がん治療ESDなど内視鏡による治療が専門。
毎週火曜日午前:与謝野町立国民健康保険診療所 内科担当。


よさのカード会「くすぐる」から抜粋

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