• ホーム 与謝野町地域ポータルサイト
  • みんなの動画
  • みんなの広場
  • お店&企業
  • イベント情報
  • お知らせ
ホームみんなの広場くすぐる診療所No.11

くすぐる診療所No.11

     
  • ジャンル:みんなで健康
  • 更新日:2013年4月23日(火曜日) 13時54分
  • コンテンツID:7-375-130477
医師イラスト

その11 『予防する医療』への意識改革を!

「肝臓がん。その1:肝炎ウイルス」

肝臓(肝臓)は、「肝心要(かんじんかなめ)」、「肝(きも)に銘(めい)じる」など「大切な臓器」として古来から認識されて来ました。

現在、日本人の死因で「がん」が第1位(約30%)ですが、内訳は、男性では肺・胃・大腸・肝臓・膵臓の順で、肝臓がんは第4位、女性では大腸・肺・胃・膵臓・乳房・肝臓の順で、肝臓がんは第6位です。

このように肝臓がんは非常に多いがんの1つで、全国で年間約2万1千人の方が肝臓がんで亡くなっておられます。

しかし、肝臓がんの原因のほとんどは「肝炎ウイルス」の感染によることがわかっています。

肝炎ウイルスは、現在AからG型がありますが、このうちB型とC型は血液を介して感染し慢性肝炎を引き起こすことが多いウイルスとして有名です。

専門的な話になりますが、このB型肝炎とC型肝炎はウイルスの種類としては異なるタイプのウイルスで、その特徴もかなり違います。

いずれのウイルスも、血液を介して感染し一部の人で急性肝炎を発症しますが、その後ウイルスが体内に居続ける場合には、血液検査で肝臓の数値がずっと高い「慢性肝炎」が持続する場合と、肝臓の数値は正常だがウイルスが体内に居続ける「無症候性のキャリア」と言われる状態に分かれます。

慢性肝炎は、通常の血液検査で、肝臓の数値が正常値よりもやや高い値が続くことが特徴で次第に肝硬変、肝臓がんへと進行して行きます。

対して無症候性キャリアの場合は、肝臓の数値は正常で、ほとんどの場合何事もないのですが、知らない間に慢性肝炎になったり、肝臓がんが出来ている場合があるため、やはり注意が必要です。

ウイルスが体内にいるかどうか、過去にウイルスに感染したことがあるかどうかは血液検査で何種類かの「ウイルス抗体」を計ることでわかります。

自分が肝炎ウイルスを持っているかどうか知らない人が多く、知らない間に慢性肝炎や肝臓がんを発症している患者さんをよく見かけます。

是非、B型、C型肝炎ウイルス抗体検査を数年に一度は受けましょう。

ご意見、ご質問はメールでもどうぞ。E-Mail: a.hamada@tangohp.com

執筆)浜田 暁彦(1974年宮津生まれ:宮津高校、京都大学医学部卒業)

現在:丹後中央病院 消化器内科部長。

モットーは「楽な胃カメラ」「痛くない大腸カメラ」を行うこと。胆膵内視鏡ERCPや早期がん治療ESDなど内視鏡による治療が専門。

毎週火曜日午前:与謝野町診療所 内科担当。

よさのカード会「くすぐる」から抜粋

写真の投稿

あなたが撮影した写真を掲載しませんか?
お気軽にご投稿ください!

投稿する

写真をさがす

ページの先頭へ戻る