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くすぐる診療所No6

     
  • ジャンル:みんなで健康
  • 更新日:2012年9月28日(金曜日) 08時01分
  • コンテンツID:7-375-100054

『予防する医療』への意識改革を!

その6 「楽な内視鏡検査法を目指して」

胃カメラは「のどが苦しい。えずく。せき込む。」などのため非常にしんどい検査です。

しかし、胃がんになって苦しむのはもっと辛いため、皆さん我慢して検査をされています。

前回書いたように細い内視鏡を鼻から入れる経鼻内視鏡は鼻血が出ることを除けば割と楽に受けられるのですが、画質が悪いため治るような小さな食道がんや胃がんを見落とす可能性が高くなってしまいます。

口からの経口内視鏡を楽に飲むための方法は色々とありますが、のどの麻酔法の工夫や、呼吸の仕方の指導、最小限の動きで丁寧にカメラを動かすことなどである程度楽に検査ができます。

しかし、もっと楽に検査をする方法としては、睡眠薬の点滴で「静脈麻酔」をして眠りながら検査をする方法です。検査中のことはほとんど記憶になく楽に受けることができます。

ただし、これはどこでもできる方法ではなく、また目が覚める時に吐き気が出る人もあり、その日は1日中睡眠薬の影響のため車両の運転は禁止で、病院からの帰りも付き添いを必要とします。

どの方法でするかはえずき易さによりますが、一般に若い人ほどえずきやすく胃カメラがしんどい傾向にあります。

反対に大腸カメラは、若い人ほど楽に受けられます。若い人の腸は柔らかくコシもあるためカメラを入れて行きやすいためです。

しかし、高齢者の腸は硬くなったり、コシがなくなり伸びてしまったりするために、カメラを入れて行くことが難しくなります。

大腸カメラを痛みなく入れて行くには腸を伸ばさない、ねじらないようにする事が必要で、これは内視鏡医のテクニックによります。上手に検査をすれば胃カメラより大腸カメラの方が楽ですが、痛い大腸カメラを受けた方は「お産のように痛い」と言われます。

どうしても痛い方や怖い方は大腸カメラでも静脈麻酔で眠りながら検査することもできます。

もっと気軽に胃カメラ・大腸カメラ検査を受けていただき、胃がん・大腸がんで亡くなる方を無くしたいと、楽に内視鏡検査をする工夫を日々考え続けています。

執筆)浜田 暁彦(1974年宮津生まれ:宮津高校、京都大学医学部卒業) 

現在、丹後中央病院 消化器内科部長。

モットーは「楽な胃カメラ」「痛くない大腸カメラ」を行うこと。
胆膵内視鏡ERCPや早期がん治療ESDなど内視鏡による治療が専門。

毎週火曜日 午前:与謝野町立国保診療所 内科担当。

・ 次回予定:その7「メタボとは?」

よさのカード会「くすぐる」から抜粋

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