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くすぐる診療所No5

     
  • ジャンル:みんなで健康
  • 更新日:2012年9月28日(金曜日) 08時01分
  • コンテンツID:7-375-100053

『予防する医療』への意識改革を!

その5 「口からの胃カメラと鼻からの胃カメラ検査の違い」

現在「胃バリウム検査=胃X線透視検査」は、検査を行う放射線技師もそれを読む医者も減少しており、より早期の胃がんを見つける検査としては胃カメラ検査の方が優れています。

しかし、胃カメラ検査は「苦しい検査」として敬遠されてしまうため、最近ではより細いカメラを鼻から入れて検査する「経鼻内視鏡検査」が検診で普及してきています。

鼻の穴が細かったり曲がっていたりすると、鼻血が出たり、鼻が痛いなどのつらさがありますが、多くの方では細い経鼻内視鏡の方が太い経口内視鏡よりも楽な検査であることは事実です。

しかし、経鼻内視鏡にも大きな欠点があり、経口内視鏡よりも画質が悪く見えにくい、カメラが操作しづらく結果的に小さな胃がんを見落とす危険性が高いということです。

プロの内視鏡医からすると、画質の悪い携帯カメラを使うプロカメラマンの気持ち、又は刃の欠けた包丁を使うプロ料理人の気持ちと言った所でしょうか。

「弘法筆を選ばず」とは言いますが、全ての内視鏡医が「弘法」である訳はなく、やはりより高画質なカメラで見た方が詳しく見えることは言うまでもありません。

現時点の改善策としては、経鼻内視鏡の画質の改善か、または経口内視鏡をより楽に受ける工夫ですが、すぐにできることは後者です。

経口内視鏡を楽にするためには、しっかりとした「のど」の麻酔、丁寧な胃カメラ操作、緊張をほぐす声かけなどがありますが、それでもしんどい場合には、点滴により半分眠りながら行う「鎮静=静脈麻酔」を行う方法で、「寝ている間に検査が終わって全く覚えていない。」くらいに楽に検査が受けられます。

ただし、麻酔は数時間残るために、検査後は終日車両の運転は禁止であり、またボーとしたりフラフラするために付き添いの元で帰宅してもらう必要があります。

どのような方法で検査すると良いかは主治医や検査医のドクターと相談し、より自分に合った方法で定期的に胃カメラ検査を受け、早期胃がんになったとしても小さなうちに見つけることをお勧めします。

執筆)浜田 暁彦 (1974年宮津生まれ: 宮津高校、京都大学医学部卒業)

 現在、丹後中央病院 消化器内科部長。

モットーは「楽な胃カメラ」「痛くない大腸カメラ」を行うこと。
胆膵検査ERCPや早期がん治療ESDなど内視鏡による治療が専門。

毎週火曜日 午前:与謝野町立国保診療所 内科担当。

・ 次回予定 その6 「楽な内視鏡検査法を目指して」


よさのカード会「くすぐる」から抜粋

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