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くすぐる診療所No3

     
  • ジャンル:みんなで健康
  • 更新日:2012年9月28日(金曜日) 08時01分
  • コンテンツID:7-375-100051

『予防する医療』への意識改革を!

その3: 「大腸がん」

現在、生涯の内に2人に1人が「がん」にかかる時代ですが、ほとんどの「がん」が家系とは関係なく生じることは意外と知られていません。

「私の家系にがんはいない」といって「自分は大丈夫だ」と考えている方が多いのですがこれは間違いです。「がん」は老化現象の一部として「誰でもなる可能性」があります。

そのため「がん」の性質を良く知ることは心身ともに健康な生活を送る上で非常に大切なことです。

今回は「大腸がん」を取り上げます。現在「大腸がん」は女性のがん死亡の第1位、男性の第3位で非常に増えてきています。大腸がんの危険因子としては「アルコール」「肉」「内臓脂肪型肥満」などが挙げられれ、食事や生活そのものに直接原因があることが多いのです。

特に日本人は欧米人と比べて軽度の肥満であっても大腸がんや心血管性疾患にかかりやすい民族です。メタボが増えているために「大腸がん」が非常に増えているのです。

また「大腸がん」も「胃がん」や「食道がん」と同様に「症状の無いうちに」大腸内視鏡(ファイバー、カメラ)検査により「早期発見」すると、ほとんどの場合内視鏡治療により「完全治癒」が期待できます。

しかし、現在の検診は進行大腸がんを見つけるための便潜血検査であるため「大半の早期大腸がんは見逃されます」。胃腸症状がある人はもちろんですが症状が全く無い人でも定期的に5年に1度ほどは大腸カメラを受けると、進行大腸がんになる前に見つけることができると考えられます。

しかし、大腸カメラは「とても痛い検査」と思われ敬遠されています。でもこれは誤解で「痛くない大腸カメラ」をマスターしたドクターの検査は胃カメラ以上に楽に受けられます。ただし「痛くない大腸カメラ」をマスターしている医者は少ししかいないため「痛い検査」をうけている方が多いのも事実です。

実際、私が丹後中央病院で行っている大腸カメラで「痛い」と言われる方は20人に1人もおられません。「大腸カメラは痛い」という先入観をなくし、「痛くない大腸カメラ」を受けられるお医者さんで是非定期的に検査を受けて下さい。そうすることで大腸がんが大きく進行して症状が出てしまう前に見つけて治すことができます。

私は、この丹後、北近畿の地から消化器系のがんを撲滅することを目指して日々仕事をしています。皆さまも「自分の健康は自分で守る」、「治せるものは治るうちに治す」ように心掛け、自分の周りの家族・知人にも是非このことを伝えてあげて下さい。

執筆)浜田 暁彦 (1974年宮津生まれ: 宮津高校、京都大学医学部卒業) 

現在、丹後中央病院 消化器内科部長。

モットーは「楽な胃カメラ」「痛くない大腸カメラ」を行うこと。
胆膵検査ERCPや早期がん治療ESDなど内視鏡による治療が専門。

毎週火曜日 午前:与謝野町立国保診療所 内科担当。

・ 次回予定  その4 「内視鏡検査とバリウム検査の違い」

よさのカード会「くすぐる」から抜粋

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